FRUITS TIME

肉片

5/16

 

 

なんで読もうと思ったのかわからないけど神様のボートを読んだ。でもそういう理由はじつは全部わかっている。ずっと前に買ってから置きっぱなしだったので読んだ。そういう理由じゃない。自分のこと疑ってる。

読んでいくうちどんどんかなしくなっていた。読みがいがあったわけではない。こういう小説を25歳で読むのがいいのかわからない。(13歳のとき読んだほんものの白い鳩)新松戸のホームでさいごのほうを読み始めて、家につくまで街灯で読んで、家の灯りであとがきを読んだ。どうしてなんだろう。草子のような賢くてきれいなこどものこと、流しの下の骨の律もそうだったけどこういう聡明なもののこと書いてなんだっていうんだろう。そんなもの。

でもうまく書いてあって、しかもかなしくて 自分の親とふたりで暮らしていた20年のこと思い出してた。

 

ウォークマンをシャッフルにして聴いたことなかったのに最近シャッフルにして聴いている。聴いたことあるし絶対知ってるけど思い出せない曲が流れて画面みたらboatのTuesdayだった。柴田聡子の新曲がいい曲だったから愛の休日を買いに行きたい。

 

日記じゃない。