FRUITS TIME

肉片

10/5

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インターネットの日記には書けないようなことしかない  でも日記も書かず生きることをサボり続けてまた自分のこと嫌になるだけ…  爪を10000円以上かけてかわいくして自分のここだけ大好きでいられる いつも買い物や美容はわたしとこの個体を切り離してくれる感じがする 他人と同じかわいさがくっついてくる

 

草のタトゥーシールを血管に沿って貼った

 

何回もコピー機にかけて滲んで太くなった文字の日記だと思う でも何回も書くしかないもんね同じことを…  何回も考えるしかないってわかった同じ内容でも年月だけ重ねて

 

皮膚が乾燥して弱くなってって、もう外見をみられてるわけじゃないってこともわかる じゃあやっとそういうのから解放されるんだなーと思ってても、相変わらずほしいものの手に入れ方なんて変わらんし…

わたしの気持ちが溢れても、その気持ちがぼたぼた垂れたくところを見ててくれる人がもういなくなった 誰もみてないけど一番可愛い爪してる 爪が溶けてなくなってくみたいな偏光 心底ほっとする

6/9

 

 

 

 

薄い水色のジェルネイルを仕事しながら隠しつつ14日間なんとか続けて(しかもそのうちの3本は緑のオーロラ入り)ついにまたクリアに戻した。もうコソコソ手袋したりカモフラージュ用のダサいネイルしなくて良い。水色の爪はとても気に入ってたし人生でハンドにジェルできるのってあと指で数えられるような回数なんじゃないかな…と思うから自分自身に実る果実みたいに可愛がっていた 跡形もなく削られてしまったけど覚えておきたい つまらん社会通念に削られたんだよ

 

ジェルネイルされてるときは何にも触れないし上見てても見えるのは動画広告くらいなのでネイルしてくれる女の人がわたしの爪にやすりをせっせとかけてくれるのを見たり下向いたりしていた。しばらくそんなことしたあと蛍光灯の光がコロナ対策のアクリル板を屈折して水の中に差す光のように見える一部分をみつけては、こういうものをいちいち言葉に置き換えている自分のこと思い出してもいた。いちいちって嫌な響きだけどいちいちやっていたんだった。日記の肉は鍛えないとすぐ腐る。写実の眼も全然見えなくなる(どうせなにもみえないですが、) 。頭が急に寂しいって言い出すからなにか言葉を入れてやらないとと思うにも、わたしって東京きてから全然日記書いてないね 自分をちゃんとみてくれるのってわたしの歩きながら手のひらで書く日記なのに

 

 

昨日妄想代理人全話見終わった。思ってることがらや脳の回転がそのままアニメになっててかっこいい。あとハサウェイみたくて逆シャアみました。このまえユニコーンみたばっかりだったから、逆シャはなんかこう、ギュ…って音を立てるような気持ちにもなり、、じわじわきた。ワクチン打った左肩が2週間ぶりに痛くて、わたしの肩の筋肉を心配してあげてる わたしの左肩の筋肉、急にわけのわからん注射打たれてかわいそう……元気出して…

1/25

 

 

ちゃんとした時間に眠れないの最近の悩みで、(いやもうずっと眠れないのは悩みなんだけど)同居人が寝ているのに自分が起きていることがとても辛く悲しい。もう絶対言及したくない自分の顔のこととか考えてしまうから…生きてて今いちばんつらい時間は眠れないのに横になってるこの時間(これも言い尽くされまくってるんですけどひとりの時間は余計なこと考えるので最低)昼間どうでもいい時間に眠たくなることもあるしそれでも体がかなり疲れた時&酒を飲みすぎた時しかスッと寝れない。気絶するように寝たい。それしかほんものの睡眠と思えない。そうじゃなくても自分の下品な笑顔のこととか考えてしまう。笑顔が下品なのってほうれい線と歯なんだよな〜〜もうこんなこと考えたくもないし早く寝たい。眠ってもペットが死にまくる悪夢…。生き地獄じゃん。もうこの時間から明日の仕事に行きたいとすら思っている。仕事が一番頭が空っぽになるな。サウスパークみてる時よりでっかい穴になってると思う。「空洞です」とかいう曲で自分のことおれはでかい空洞って言ってる人いましたがその通りでみんなクソでかい空洞なんだと思ってたけど それはわたしとそういうこと言ってる人だけであとはみんなピョコピョコ動く最高な子供たち わたしはウンコ水です もう寝る クソ日記…

11/20

 

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かなりしょぼいことで落ち込む毎日なんだけど今日は朝から洗濯できたり昼間はユーチューブ見ながら寝こけたりして夜には近くのホームセンターまで行きマグネットのフックやクリスマスの飾りなどを購入。夜ご飯は買って帰宅し帰宅途中は優しいおじさんに出会ったしサモエドに似たデカい犬も目撃した🐕良い日だ

近くのお菓子工場の横を通ると焼き菓子のとてもいい匂いがしていい匂いだね〜って言い合った。彼氏と早押しクイズのアプリで2時間遊んだ。全然勝てない。今からでもクイズ王になってテレビの先の人間たちがわたしの回答を息を呑んで待ってほしい。猫田猫蔵という名前の人をインターネットで見かけたんだけど夢だった。猫を飼う人間独断の臭みを体から発している。。わたしの楽しい猫ライフを臭みとかどうでもいい鬱病で台無しにしないで〜  ちゃんと生きて〜

7/2

https://youtu.be/BBBxzmyeNdw

 

人に教えてもらった曲だけどいい曲だ

頭のなかでロデオから振り落とされるシーンがぐるぐる回って繰り返されている

夢そのものに近い

 

 

あの頃 暗く悲しい気持ちがほかのどんなものよりほんとうでどうしても美しくみえていて取り憑かれていた  何かを得ていた自分が全部なくなったからって今さらで何をなくしたのかもわかってない 頭も心もからっぽになった、暗く悲しい気持ちに支配されて疲れたくないという一心で生きてる   でも違う  ごめんねって思う 

 

冷えていて悲しいメロディのことを考える

自分の形が雲にうつっていて

音楽を思い出す

 

 

だからあの頃のわたしはほんとうだったんだ

わたしが考えていたことは合ってた

恢復できた

完全に治って 恢復があったことを忘れていた

6/9

 

 

しきたりのように真面目なものを自分のなかで探したかった  そういうのはわたしにとって日記、生きていることは日記を書いていくこと、細ながいグラスに注げば炭酸の泡は全部消える いらいらしていたことも帰り道雨を浴びていたら消えてしまった

 

睫毛の先が熱くなりすぎることがある  顔がどろどろに溶けて枕に垂れる夢をみる  好きな男より大切なものがない   女の言うことしか信用できない  それでも生きていくことは日記を書くことなんだった  誰かに読まれても読まれなくてもいい日記  どこも直すところがない完璧な、ほかの言葉に代えられないきれいな日記をいつも思い浮かべる  幽霊も天使もここにいるね  顔が枕に溶けてもちゃんと生きてればいい日記を読める  誰にもみえない刺青が自分の一番好きなからだの一部になればいいな  それはひとつも直すことのできない完璧な日記のひとつだ