もう何もできない 実家に帰りたい 昔飼っていた犬を飼いたい 実家にはもうだれもすんでいない 犬小屋ももうない いとしい犬の墓 わたしが石に書いた犬の名前 この時期は餌皿に氷が張ってしずかに割れる
あの頃のわたしにはあんなにたくさん雪があったのに 子供の言葉が懐かしいんじゃないし 子供として扱われたいわけでもない 自分のことわかってない 周りがみえるとはなんのことだろう 人がどうやってしゃべるかとか人がどのように歩くか以外の情報がなんだと…
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