12/17
休み。
午前中の終わりくらいに家を出て六本木。
初めて小山登美夫ギャラリー行った。
マジックミラー
作品を展示してある明暗ってその場でないとわからないから美術館に行って感じとれるのって明るさなのかもなと思った。
国立新美など寄った。特筆ない。
物の判断が早いねって友だちが言ってくれて、自分のこと優柔不断だと思っていたのでうれしい。
人との会話を思い出すことは何かの本質だと思えるけどそれはわたしが人間が好きだからだと思う それにわたしは何かにつけてわたしを思い起こしてくれる他人の存在が本質だと思える…けどわからない そういうの具体的にわたしの目に見えることはうれしい ネットだとそれが文字で読めるわけだから
二度目のピエールユイグ行ったのと、あと夜はレイトでローグ・ワンみた。音の出しかたはSF映画に通ずるものあった。
たましいをこぼして日記にしたり流れてくるあつい気持ちで手紙を書いたりする。泣けまでしないけどいつも泣きたい気持ちでそれが悲しい気分というわけではないことにあまり向き合ってない。
12/15-16
日勤2回。
15日
吸引したらその人の目尻から涙が垂れていた。こういうことはいつもあるので涙をティッシュで拭いた。
帰り飲みに行く。4千円使った。
16日
転棟させるのにものすごい時間かかってしまってペアに申し訳なかった…
責任を自分じゃない人に託すことが気が重い。こういう時仕事やりたがりだなと思う。こだわりもつよくて人の仕事で満足できないことがストレスかもしれない。いくらこんなこと言ってもしょうがないし同じ仕事をみんなができるようになることが一番大事だって今は考える。
夜は忘年会。全然家でご飯が食べられない…
ジンジャーエールをほぼ毎日摂取するのでジンジャーエールの酒を何度か頼んだのに一向にハイボールしか目の前にこなくて辛かった…
またわたしの若さに親切にしてもらって泣きたくなった。救命士の男の子とかMEの男の子とかと話したけどみんな見た目や喋り方よりもずっと真面目で器用に頑張っていることがわかって、ますます鈍臭い人のこと嫌いになる。わたしが鈍臭い人間だからこういう器用なひとにいい人生の恩恵が巡ってきて当然だなというふうにも思われた。(言わなくていいことだった)
三次会までして池袋からタクシーで帰る。財布の中身が全然なくなっていた。
12/14
最近みじかい距離でも走って移動する。
ともおちゃんとsyrup16gを観にお台場へ行ってきた。急遽貰ったチケットで本当に恐縮だけどとてもいい時間だった。ちゃんと時間が自分の体を無視して過去の方向にも動き、自分ひとりで聞いていたCDそのものから流れるみたいにそこにあった。神のカルマ聴いたら泣くな〜って話してたんだけどほんとに泣けた。不眠症がかかった時も昔の自分に覆い被さるみたいに音楽が流れてきて、こういうときの体と心のちいさいすき間にわたしが好きだったものが見とめられる気がした。
帰りゆいなちゃんに会えて、ゆいなちゃんとも少しだけ話した。長い月日が頭の上で直立して、こんなに生きてきてしまった自分のこととても恥ずかしく思った。恥ずかしい…。こんなにいつも恥ずかしいのになんなんだろう。あの頃わたしは自分の思ったことゆいなちゃんに全部話していて、ゆいなちゃんは怒ったり呆れたりせずただただ聞いてくれた。ゆいなちゃんも話してくれてそれが嬉しかった。
syrupのyou say noを聴いた。銀座で真面目な顔して歩いていたらおばさんに道を聞かれて新橋から東銀座まで仲良く歩いて帰った。
手なんか全く荒れたことなかったのに2年くらい前から乾燥して痛むようになった。こんなことなかったのにって思うことが多々ある。それがどうしてもさびしい。こんなことなかったのに
12/8-9
夜勤。普通。2時間半仮眠できた。
夜勤あけて先輩と24時間の居酒屋に飲みに行った。朝の10時から13時半くらいまで話す。話したというか話を聞いていた。わたしの親と同い年で、とにかく多弁だし、話しながらボロボロ泣く人だった。こういう親の年の人と話してると親のこと思い出す。わたしも話しながらボロボロ泣く人間だから共感した。誰かと話しながらというよりはひとりで話しながら…(?)
この先輩の看護観が良くて、信頼できる気がしたのでこの人の話は聞こうと思った。
帰って3時間くらい眠る。
お風呂入って化粧して北千住で飲んで帰宅。
帰ってからゆきこちゃんと電話した。ゆきこちゃんが言ってることが冗談なのか本気なのかやっとわかるようになった気がしました。
12/6-7
日勤2回
6日
だれかがやらなかったらわたしがやるけど、わたしがやらなかったらだれもやらない仕事…
7日
作業を途中で中断してしまうとうまく進まなくて2時間くらい残業した。
新宿でユニちゃんと会う。
あんトースト
木次牛乳を教えてもらった
ユニちゃんと話しながら子どもの頃のことを思い出していた。
子どもの頃、町医者で風邪をひいただけなのに鼻吸入をさせられていた。これに3人とか4人とかで並んで座ってじっとしながら鼻で一生懸命呼吸する。苦手だった…
今でも口の中にこの匂いが入ってくる。ここの先生は穴のあいた丸い鏡を本当におでこにつけてる先生だった。
眠る前に目を閉じると暗闇に赤と青の砂あらしみたいなドットと、雪の結晶みたいなかたちをしたうごく光が子どもの頃からみえる、みえるよね?と聞くとみえるよと言ってくれたので嬉しかった。